床下点検口は“プールの入り口”
腐朽菌の発生で土台は腐食中!

□サービスで床下にプールを作る伊東の業者

拙宅の「違法建築」「欠陥住宅」のすごさは、“日本一”と自負しております(笑)。さすがに伊東の建設
業者の施行は素晴らしいの一言です。

これから伊豆高原に家を建てようとお考えの皆様にとって、このページも伊東の業者選択の一つの指
針になるのでは、と思います。

ここでは、そんな優秀な伊東の業者が私たち家族に素敵なプレゼントをしてくれましたので、皆様にご
披露したいと思います。

私たちが、望んだ施行をしなかった贖罪の意味でのプレゼントでしょうか?
なんと伊東の施行業者は、床下に立派な“プール”を黙って作ってくれたのですから(笑)。

拙宅は「ベタ基礎」を採用しました(基礎工事に関しては別にページを設けます)。ベタ基礎は、建物下
の地盤全体に鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込んでいます。

布基礎と違い、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震
や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。しかも、軟弱地盤でも「不同沈下(地盤が
不均等に沈下してしまう現象)」を起こしません。

地面をコンクリートで覆うので防蟻対策としても有効で、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあります。

これらのように、「ベタ基礎」はメリットの多い基礎なのです。

「菊間・佐藤事件」が発覚してから、受け取りを拒絶している私たちは時々は、哀れな「欠陥住宅」を見に
伊豆高原に出掛けております。

現場に足を運ぶ都度、巨匠・菊間建築士と佐藤建設・佐藤州彦の2名に対して、怒りを覚えます。

併せて、静岡県建築士会・伊東支部と伊東建設業協同組の誠意と自浄能力の無さに呆れると同時に、
これらの団体に対して猛省を促すのです。

「欠陥住宅」は受け取り拒絶のまま、一年近くが過ぎましたが、現在、裁判は順調に進んでいます。極悪人
は、支離滅裂な論法で向かってきますが、全て「物証の前」に論破されています(笑)。この法廷記録も新
年度に入りましたらページを作りたいと思います。

さて、2009年3月下旬、伊豆高原の桜の季節にはまだ、少し早い頃。「欠陥住宅」の劣化(笑)を確認する
ため足を運んだ時の事です。

基礎の周囲を見てみると立ち上がり打ち接ぎ部分から、「清水」が湧き出ているではありませんか!
まさか、天城山系の水脈から湧き出てきたのかと、私は驚きました(写1)。


写1 基礎の打ち接ぎ部分からまるで「清水」が湧き出ている様です


これはどうしたことかと思い、家の中に入るとやけに「湿っぽい」のと「フローリングの床」が、柔らかいではあ
りませんか。

唯一、床下に入る事の出来る食品庫の床下収納兼床下点検口の蓋を開けたところ・・・。そこは、一面プー
ル状態でした(写2)。


写2 床下点検口は「プール」の出入り口だった! さすが佐藤建設は伊東建設業協同組合の技術員だけの
   ことはありますね


「欠陥住宅」のモデルルームの様な拙宅ですが、床下にプールが出来ていたとは驚きました。本当に素晴ら
しい施行だとは、皆様思いませんか?

床面には数センチの水が溜まっていて、多いときには10センチほどの高さまで水位があったのでは、と考え
られます。

床面は一年近く、プール状態が続いていたのです。未入居ですから当然、水道は止めてあり、給水管からの
漏水はあり得ません。これだけの水がたまるなら相当の雨量が必要でしょう。

調べてみると、強い雨と云われる時間雨量が20〜30ミリ未満の降雨があったのは、半年も前。2007年9月12
日に24ミリという記録がありました。

この時の降雨が最後の注水だったのでしょうか。どこからともなく浸入した雨水は、基礎のむき出しになった鉄
筋を錆させ、基礎の外側に滲み出ないうちに新たな雨水が、年間を通じてプール状態を形成していたと思われ
ます。

床面に水がたまった原因は、基礎コンクリートの打ち継ぎ部分が、周囲地盤よりも下がってしまい、コンクリート
の継ぎ目から漏水したのでしょうか?

丈夫で、水も通さないように見えるコンクリートやモルタルも実は全く水を通さないわけではありません。もちろ
ん、きれいに打たれたコンクリートは水密性が高く、なかなか水を通しにくい材料であることは間違いはありま
せん。

しかし、コンクリートを打設するときは普通、底版と立ち上がりの2回に分けて打ち接がれます。このとき、コンク
リートの打ち接ぎ面は、もっとも水を通しやすい部分になります。

また、時として、ジャンカと云われるコンクリートが粗雑な部分も発生してしまいます。このような部分が水を内
部に通していくのです――。


□請負契約無視は伊東建設業協同組合員・佐藤建設のお家芸?

伊東建設業協同組合の技術員の佐藤建設は、「請負契約図面」に書かれている「束石」を省いた施行をしてい
ます。当然、束石を計上した請負契約図面と見積書で契約を交わしています(「腕の悪い大工がやったんだ!
」佐藤社長の呆れた発言
ご参照)。

おまけに束は粗末な木材で、施行していたのですから開いた口が塞がりません(本来ならベタ基礎部から大引
きを通じて伝達される不快な振動や音を軽減し、白蟻防止にもなる、スチール製あるいは強化プラスチック製の
束が使われます)。

また、ベタ基礎だからといって束石を勝手に省いたので、最後の一滴まで「束」が水漏れを吸い上げる「システム」
写3)ができ上がっていました(笑)。

この「システム」で土台は腐朽菌が発生し、腐食中の様です。さすがに伊東建設業協同組合の技術員の称号を
もつ、佐藤建設の施工です。

写3 粗末な木製束が本領発揮!? 床面に溜まった雨水を協力に吸い上げ、「腐朽菌」を培養します


それにしても伊東建設業協同組合では、建築主と結んだ「請負契約」は無視して、建築会社の意向で施行せよ、
という御触が出されているのでしょうか――。

床下にプールを作ってくれた(笑)原因として他に、外壁材と基礎の間に取り付けられる「土台水切り」が内側に
逆勾配となっている事も考えられます。外壁を伝わって壁面の下部に流れ着いた水が、「土台水切り」の内側に
たまり、「土台水切り」の折り曲げ部分が腐食して、床下内部に浸入してくることもあります。

どちらにせよ、家の重要な「基礎」に亀裂が生じているのは確かで、そこから雨水が浸入し鉄筋が錆びてしまいま
す。いずれコンクリートが爆裂し、強度は低下します。

床下にコッソリプールを作ってくれた巨匠・菊間建築士と佐藤建設。本当に素晴らしいプレゼントだと思いました――。


写真で見る・極秘のうちに床下プールを作った伊東の建築士と施行業者の技!

青と赤の給水管が水面に映し出されます 木材の束は白蟻の格好の餌食になります
鉄筋から流れ出た錆汁の様な跡が、そこかしこに発見できました
亀裂から雨水が浸水、いずれコンクリートは爆裂する!
ページをご覧になった皆様はどの様に思われたでしょうか。私は背筋が凍りつきました。

「姉歯事件」以降、建設業関連団体は少しでも襟を正したのでは、と思いたかったのですが、悪しき習慣からはなかなか脱却できないようです。

拙宅の場合は、「書類偽造」に始まり数々の「脱法行為」と「手抜き工事」のオンパレードです。


設計士の「監理業務」と施工会社の「管理業務」とは、一体なんだろうと思います。


印鑑を押したら最後、もう悪徳建築士と悪辣業者の意のままです。しかし、巨匠・菊間建築士と佐藤建設・佐藤州彦社長の悪運は今回は、尽きたと思います――。


 こんな「欠陥住宅」に貴方は住めますか?

 

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