□工事監理写真は都合の良い所ばかり
図1と図2は、申請書に添付された「工事監理の写真」の数々で、巨匠・菊間建築士がコンベックス(巻尺)を
片手に、モデルまで務めている貴重な写真も、収録されていました(笑)。
当然、巨匠は自分に都合の良い部分しか添付していません。当然の行為でしょうが、反面、私は「不具合」
の所ばかり(撮影した時は不具合という事は全く分かりませんでした)を、撮影しておりましたから(笑)。
しかし、この工事監理写真には、今まで以上に恐ろしい「偽装工作」が隠されていました。あの「姉歯事件」
の再来、鉄筋偽装まで巨匠・菊間建築士は平然とやっていたのです。
図1 工事着手前から基礎のベース配筋までの画像が収められています。率先してモデルを務めています。どうやら、巨匠・菊間建築士は目立ちたがり屋の様です(笑)。「菊間・佐藤事件」により、わが国で一番、有名な建築士になるまで、もう一息です(笑) | 図2 立ち上がり配筋から木材の形状確認までの画像が収められています。巨匠・菊間建築士のカメラ目線がなかなか、良い味を出しています。それにしても、都合の良い所しか載せないんですね(笑) |
写1 ベース配筋はD13を使用とあるが・・・ | 図3 請負契約にもD13とある |
上図は、「請負契約図面」の「基礎伏図」から抜粋。の画像に該当する箇所は、契約図面では、「布基礎」の形状である。 実際は「ベタ基礎」。図面の瑕疵になる。 図面では、確かに「D13」と書かれている。 申請書に書かれた鉄筋と、数字は同じだが・・・ |
“実際の施工”は一体、どうだったのか。「カメラは捉えていた別異図面での施工現場!」にも出てきた「基礎工事
施工図」を、もう一度確認してみたいと思います。
ベース配筋は実際は「D13」ではなく、「D10」が使われていることが分かった。伊東の「姉歯事件」が発覚した |
記録写真から。赤枠内は「立ち上がり」の鉄筋で太さから、「D13」の使用で間違いはない様だ。 下はベースの鉄筋で、「D13」より細い事が写真からも判別できる。「偽装工作」は確定した |
「姉歯事件」を教訓に「改正建築基準法」が施行されたのに、伊東の建築業者の規範となる2人はまだ、インチキをやって
いたのだ。伊東は治外法権なのだろうか。そこまで「金儲け」に走らないと、行けないのか。
「中間検査」の偽装工作の数々。
「4号特例」を悪用した巨匠・菊間建築士。「欠陥建築士」の称号を正式に与えたいのと、「建築士の免許剥奪」に相当する、
脱法行為の数々は恐ろしい限りである。
「中間検査」。安全性に深く関わる工程については、その工程が終わった段階で、その建築物が「法令の基準」に適している
かを検査する本来なら大切な役割を果たす。
拙宅の場合は、巨匠・菊間建築士の「4号特例」と検査員に現場で渡した図面は、「別異図面」に差し替えられていたため、
意味の無い、建築主を騙すための「セレモニー」に終わってしまったのです。
腐った伊東の建築業界。伊東で家を建てる移住者は、十分、気をつけてください。信用できるのは、ハウス・メーカーだけか
も知れません。
ハウスメーカーなら、「請負契約」後、秘密裏に「図面を書き換え」たり、ガレージに泥を入れて「自然公園法」をすり抜ける
等々の犯罪行為は、しないと思います。
伊東の建築関連業者で家を建てる。「伊東ブランド」と、呼べば良いのでしょうか。
それは、美辞麗句を並べて虚飾をしても、「偽装・欠陥住宅」の代名詞と言っても過言ではないでしょう――。
*ページ内で敬称は略しました。