行政庁も絶句! 基礎が地盤面からはみ出すなど
基準法を大きく下回る杉浦建設の問題施工(1)

□建物は基礎工事が命

住宅を建築する際に大切なことは、基礎工事だろう。基礎工事のやり方によっては、建物に大き
な影響を与えてしまう。

万一、適切な地盤対策や基礎工事がされていないと、新しい造成地では10年も経たないうちに
建物が変形し、ドアや窓が開かなくなってしまう事もあるだろう。また、外壁などには亀裂が入っ
てしまい、財産としての価値はなくなり、生命の危険に晒されるかもしれないのだ。

偽装、欠陥住宅の見本市の様な拙宅の、基礎工事を担当したのは、伊東市でも屈指(らしい・
杉浦建設

この会社は、伊東市の指名業者でもあり、佐藤建設と同じ、あの、「伊東建設業協同組合」の組
合員でもあるのだから、その信用度の高さは、特筆に値するのだろう(笑)。

杉浦建設が、丹精込めて造った「伊東ブランド」の基礎工事を、このページでは振り返ってみよう。

なお、これら一連の写真は関係省庁にも渡してあり、「これは信じられません。埋めてしまえば、
数年後に“不具合”が出た時は・・・。」と言葉に詰まっていました。

それだけ「素晴らしい基礎」なんだと、改めて実感できました。

数々の「不具合(笑)」を見てきた技官の言葉は、本当に重いと思います。


□伊東では素人の「造園屋」が基礎作りをします

佐藤建設が杉浦建設に「基礎工事」を発注した証は、関係省庁に残された書類の「工事経歴書」
からも、分かりました。また、住宅で大切な基礎工事を杉浦建設は、更に下請けに、任せていた
事も新たに判明しました(図1)。

下請けと言っても「プロ」ではなく。素人の「造園屋」に基礎工事を投げて(笑)いたのですが、この
造園屋に直撃したところ、“「基礎工事は(今回)始めて手掛けた。何も分からないまま、工事を続
けました」と、呆れる回答をするのです。「伊東ブランド」の画像を見せると、「工事を手掛けたのは
杉浦建設に頼まれたから」と、悪びれる様子も、ありませんでした。


        図1 青野造園の工事経歴書。技術者を置かない素人集団が最初で最後の基礎工事を担当した



「素人」の施工だからこそ、行政庁の技官を唸らせる基礎になったのでしょうか。

この造園屋は、伊東市玖須美元和田にある「青野造園」というのですが、「素人」に基礎工事を任
す「杉浦建設」の企業姿勢にも、脱帽です。

やはり、佐藤建設同様、伊東建設業協同組合員だけのことはあると思います。この会社に対して
は、過去、数十回にわたり、コンタクトを取ろうとしましたが、「毎回誠意の無い対応」には辟易しま
した。折を見て、やり取りの音声ファイルを公開しようと思います(笑)。

佐藤建設の代理人は「杉浦建設」の顧問弁護士というのも、何かあるのでしょうか(笑)。

兎にも角にも、これが「伊東の建築業者」なのだなぁと実感すると共に、消費者不在の伊東の建
築関連業者。「建築立国・伊東」と言うのは、やはり間違いなさそうです。


□杉浦建設は建設業法第26条の3をご存知無い様です

さて、杉浦建設は現場に「濱野朗」という、技術者を配しながら、素晴らしい基礎工事を施工して
いましたが技術者の「濱野朗」自らが、デタラメ(笑)小細工をしていたことも、残された画像で分
かりました(図2)。


        図2 行政からの受注も多い杉浦建設。よそ者の移住者の建築は「伊東ブランド」で施工するのか



建設業法第25条の27によれば、建設業者は施工技術の確保に努めなければならない旨の規
定が、定められています。

また同法の26条によれば、一般建設業の許可を得ている建設業者が建設工事を請負う場合に
は、主任技術者を設置することを義務付けられています。

また、建設業法第26条の3によれば、主任技術者は、技術者の管理及び建設工事の施工に従
事する者の技術上の指導監督の職務を“誠実”に行わなければならないと、あります。

これらの規定は、完成建物の技術的水準、安全性を確保すべく主任技術者の建築工事の関与
を義務付け、建築主を保護する規定です。

設計図書どおりに建築した場合、建築物件が法令上、要求される基準を満たさない違法な建築
物となることが明らかな場合には、「設計者・監理者(巨匠・菊間建築士)」対して、設計の変更を
求める義務を負わなくては、ならないのです(神戸地方裁判所・平成15年2月25日判決)。

平たく言えば、建設業者は、積極的に建築に関する法令を遵守すべき義務を負うのです。

伊東の建築業者の恐るべき実態の数々。諸法を遵守しないばかりか、移住者を、偽装住宅・欠陥
住宅で苦しめ、そして食い物にしているのでしょうか――。

写1は、2007年7月5日に撮影した基礎工事の写真です。住宅に詳しい方なら一目瞭然と思いま
す。「崖っぷち」にそそり立つような基礎は、建築基準法他の諸規定に則して違反行為であり、地
盤面から基礎が飛び出すなんて事は、本来あり得無いことです。

写2は、@Aの部分を拡大したものですが、@は地盤が無いところは石組みをしてごまかして
います。さすが、素人の造園屋が手掛けた「大切な基礎」の事だけの事はあります。崩落する事を、
毛頭考えていない様です。

Aは小手先の小細工が利かない場所なのか、@同様、鉄筋は中に浮いており、防湿シートが垂
れてしまっています。「伊東ブランド」の素晴らしさは、何回も記してきましたが、建造物で一番大切
な「基礎」までこんなにいい加減な事をしているとは、正直驚かされます。

これらの施工は基礎の強度を出すための「割栗石」や基礎工事の制度を上げるために非常に重
要な「ステコン」に影響が出るのですが、「伊東ブランド」はお構いなしです。

本当に伊東の建築業者は、素人の造園屋に基礎工事をやらせたり、地盤面から基礎がはみ出し
たり、素晴らしいの一言ですね。

写1 伊東では「指名競争入札」に名を連ねているらしい、杉浦建設の手による「素晴らしい基礎工事」。ちなみに巨匠・菊間建築士が平成19年7月9日に出した『フラット35の』申請書には「平成19年07年18日・着工予定」と記し、「施工業者・未定」とあるのだから、偽装工作は手が込んでいる。この基礎工事を検査員が見たら、「不合格」の印を押すだろう。恐るべし、「伊東の建築関連業者集団」!

写2 @基礎が地盤面からはみ出しており、石組みで地盤面を構築。もう、滅茶苦茶である。○内の鉄筋は中に浮いている状態で、割栗石も流れていた 写3 Aは地盤面から大きくはみ出して、割栗石が流失、強度は著しく低下する。ステコンにも、影響を出すのは必至だが、伊東では当たり前の施工らしい


□巨匠・菊間の新たな称号は「監理放棄建築士」

写1〜3をご覧になった皆さんは、杉浦建設のデタラメ施工を見過ごしている、巨匠・菊間建築士はこの時、一体
何をしていたのだろうか、と不思議に思われると思います。

この告発HPでは、菊間憲生一級建築士の「脱法行為」の数々を暴いてきました。この輩は金勘定は得意の様で
すが、「工事監理」という仕事は不得手の様で、完全に放棄しています。まぁ、「不適合=インチキ図面」を描かし
たら、超一流でしょうけど(笑)。

それでは、巨匠・菊間建築士の呆れた「監理放棄」の実態を総天然色写真で、振り返ってみましょう。そこには杉
浦建設の「濱野朗」の信じられない小手先の工作も見て取る事ができます。必見です(笑)。

写4は、拝金ではなく、配筋検査中の「監理放棄・菊間建築士」の姿を捉えた貴重な画像です(笑)。足元に広が
「ベース筋」の偽装工作は先述しました。

「監理放棄・菊間建築士」は果たして、左手に広がる、地盤面の無い所にある、基礎を様に考えたのでしょうか。
杉浦建設の「濱野朗」の対処方法も、気になります。

写4 Aの部分を建物側から見た状況。巨匠・菊間建築士改め、「監理放棄・菊間建築士」が誕生した瞬間である。配筋検査をしているふりをしているが、こんなデタラメ人間に監理を任したら、「偽装住宅・欠陥住宅」を量産するのは間違いないだろう

写5 地盤面に基礎が無い事を見て「監理放棄・菊間建築士」の胸に去来するものは一体何か。配置図と違うけど、誤魔化すからいいだろう程度か 写6 杉浦建設の「濱野朗」も、地盤面から基礎が出ていても、小手先のごまかしで難局を乗り切ろうとしたのか。伊東の業者の考えは、移住者には到底理解は、できない

写7 @の部分を建物側から見る。「伊東ブランド」は素晴らしいの一言。これでは、満足の行く、住宅を造る事は到底できないだろう。「偽装住宅、欠陥住宅」は基礎の段階から生まれる 写8 約160センチ×70センチの大きさで、地盤面から基礎がはみ出ているユンボが鉄筋の間から確認できる「基礎」は構築物の命と言う、感覚は全く無いのが「伊東ブランド」だろう。遠方に「濱野朗」が佇む

写9 杉浦建設技術者「濱野朗」の手による小学生並の工作。当時、同氏に「地盤からはみ出ていますが」と聞いた所、「伊豆高原ではこの施工は普通ですよ」と回答していた。そうか、「伊東ブランド」だったのですね 写10 濱野朗。本当に「技術者」だったのだろうか。疑問が残る“工作”手法だ

写11 で囲んだ部分に注目・地盤面から大きくはみ出ていた部分は、「濱野朗」の手により稚拙な工作で蓋をするものの、ベースのコンクリートは流出。安心して住む事はできない代物。防湿シートは、一体、何の役目なのか。不思議だ。「伊東ブランド」を画像で、とくと堪能してください

写12 佐藤州彦も、現場に訪れ建築主を巧みに騙していた。「伊東ブランド」の命は建築主に1千万円を借りる事と、「偽装住宅、欠陥住宅」を量産する事か。どんな違法基礎でも、全く関知しない態度を徹底していた。「監理放棄・菊間建築士」とは、よき相棒なのだろう(笑)

*ページ内で敬称は略しました。


行政庁も絶句!基礎が地盤面からはみ出すなど 基準法を大きく下回る杉浦建設の問題施工(2)

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