行政庁も絶句! 基礎が地盤面からはみ出すなど
基準法を大きく下回る杉浦建設の問題施工(2)

□必見! 6百49万円也、「伊東ブランド」の基礎

「伊東ブランド」の住宅基礎。めちゃくちゃな施工ですが、「監理放棄・菊間建築士」の手に掛かれば、
問題なしで自演検査をパスできます(笑)。

さて、打設の終わったコンクリートは、水和反応により十分に強度を発現し、所要の耐久性、水密性、
鋼材保護性能等の品質を確保。有害なひび割れを生じさせないようにする必要があります。

そのため、打設後は一定期間を硬化に必要な湿度に保ち、有害な作用の影響を受けないようにす
る作業を行います。

これら一連の作業を「養生」と言いますが、これに温度を勘案した一定期間後、脱型し、建て込み作
業へと移行するのです。

それでは、杉浦建設が丹精込めて造った「伊東ブランド」の完成した基礎をご笑覧下さい。素晴らし
いと、思わず感嘆の声が上がるのではと思います。

それにしても、貴方は信じられますか? 伊東の建築業者がこの様な、デタラメ施工を平気でしてい
たことを――。

図1
の「配置図」と見比べて下さい。こんな杜撰な施工をする「伊東の建築業者」に、お金を払うこと
は到底、できません!

杉浦建設の「伊東ブランド」基礎は、何と6百49万円也でした。伊東ではこれでも、安い方とか。さす
が、伊東建設業協同組合の組合員の施工は、「安心の一言」に加え「格安」は、嘘ではなさそうで
す(笑)。

地盤面から基礎がはみ出ていても、知らん顔、ステコンはいい加減、何もかにも、欠陥施工。これが
基礎なんですから、伊東の業者の良心を疑いたくなります。

「伊東ブランド」とは、建築主を“苦しめる”事も、モットーの一つの様です。

写1 まるで、「山城」の様な石垣の上に出現した伊東ブランドの基礎。崩落するであろう事は想像に難くない

写2 本来、基礎は地盤面の上に構築するものである。「配置図」では、その様に記されていた。伊東では「施工図面」と違う事をするのは、日常茶飯事と言う事を、如実に物語る一枚といえるだろう。

しかし、こんないい加減な施工でも、今までは生業として成立していたのだろう。伊東の建築業者は「お互いを庇いあい、不祥事は糊塗してきた」のだろうから。

伊東だけではない、と業者は反論するだろうが、伊東の欠陥住宅の被害者はあまりにも多いことを肝に銘じて欲しいと思う。

写真を見ていると、三重県亀山市にある「伊勢亀山城(別名:粉蝶城)」の石垣が、2007年(平成19年)4月15日に三重県中部で発生した最大震度5強の地震で、“崩落”した事が思い出された。

写4 こんな基礎で、貴方は安心して住む事が出来ますか? 「建築士と施工業者」が手を組み、建築主を騙し続ける。それが「伊東ブランド」の誇りなのです(笑)

図1 「請負解約図面」の配置図。黒く囲んだ部分に「既存露出岩盤」と書いてあり、地盤面から「基礎」は当然、出ていない。図面上では岩盤から最低でも、『60センチ』は、離れている計算だ

*ページ内で敬称は略しました。


行政庁も絶句!基礎が地盤面からはみ出すなど 基準法を大きく下回る杉浦建設の問題施工(3)

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