家づくりの基本となる「設計図面」。沢山ある図面を見重ねていくと家のイメージが浮かび上がってくるのです。
しかし、この「設計図面」が“いい加減”だと、後々トラブルの原因となってしまいます。巨匠・菊間建築士の場合は――
□図面は「夢がいっぱい」のはずなのに
家づくりの基本ともなる大切な図面一枚一枚が、大切な役割を担っています。建築主の「夢と要望」も、盛り込まれている
のです。
しかし、この「図面」が“いい加減”だと、トラブルの原因にもなりますし、施工代金にも不利益が生じるのです。工事金額は
この図面に記された「仕様や仕上げ」によって進められるため、一枚一枚の図面の果たす役割は実に大きいのです。
伊東市の巨匠である、菊間建築士の場合はどうでしょうか。
「配置図」や「断面図」をはじめ、どれをとってもまとまな図面(巨匠お得意の書き換えや差し替えだけではありません!)
は、ありませんでした。
トップページにある様に「度量衡の換算が出来ない」なんて、本当にかわいいものです。「配置図」を見ると行政に提出した
図面と契約の図面で「構造物の配置されている数字が大幅に違う」のですから。「自然公園法を遵守できないプランニ
ング」を、ご参照下さい・・・・。
拙宅の「設計図書」一式を見た東京23区のある区役所の建築課では、「この図面を見る限り“代願設計士”の仕事ぶりの
感じがするんだけどね。図面が大雑把だから、腕(設計力)は無いんじゃないかな」と、言います。
私は耳を疑いました。 菊間建築士は伊東の巨匠で、同市の仕事も多数、手掛けた優秀な設計士なんですから。
おまけに紹介元である「殖産浮山温泉株式会社」では、巨匠について「過去、6棟ほどお願いしているが“トラブル”
は無かった!」と、事件発覚後、私たちに「冷たく言い放った」のです。
しかし、巨匠の悪行が次々に露呈してくると、同社は前言を撤回し、“(殖産浮山では)巨匠に設計、監理をお願いした
事実は無かった。代願設計だけのお付き合いでした”旨の無責任な発言をしています。
この件について私は今後、「殖産浮山」を、追求する予定です。
殖産浮山からもたらされた、巨匠は「代願設計」者だったという新たな事実。
すると「伊東市の公共施設」を数多く、手掛けることができたのは、なぜだろうという素朴な疑問が浮上しました。
ましてや「静岡県建築士会の伊東支部長や、建築士事務所協会・伊東支所長」等の要職にも就いていた方が、「代願
設計」をメインとしていたとは?
なるほど、巨匠の顧客の多くは、親戚縁者を初めとするの身内の方が大半だった(ぶらり途中下車・伊豆急行線の
旅〜巨匠の作品をたずねて ご参照)事を考えると、ある程度は納得が出来る話です。
私は伊東市役所の建築課の吏員が言った「菊間建築士は力量が無かったのでは」という、発言を改めて反芻するの
でした(音声記録が残っていました)。
しかし、この様な野放図「建築士」の巨匠・菊間建築士の事をまるで、「他人事の様」に考えている「静岡県建築士会」
には、疑問を呈したいです。
それでは建築主の利益より、工務店の利益を最優先する傾向が強い、と言われる「代願設計」の設計士と推察される
巨匠の不思議な図面をご覧下さい。
□基礎?大引?? そんなモノが無くても家は建ちます!!
図1をご覧下さい。拙宅の「土台伏図」の一部分です。巨匠・菊間建築士が建築主のために「真心込めて」設計したと
思っていた「図面」です。
@の青い部分は、「土台火打ち」と呼ばれる斜めの補強材です。これにより土台は三角形の構造を組む事が出来るの
で、強固な接合部となります。
図1「土台伏図」。巨匠の図面を見ると、「不可解」な設計がされていた事がわかります。
「土台火打ち」がなんと、「大引」に干渉しているのが図面から見て取れます。
これは一体、どういう事でしょうか。巨匠は「代願設計士」だから、この様な単純なミスを見逃してしまったの
でしょうか?
図2は、不可解な記載図面に対してのプレカット業者からのコメントです。業者は「火打と大引当ります(黒の
囲み)」と、とても分かりやすいコメントを書いています。
これに対して巨匠は「不要(二重アンダーライン)」の2文字により、平気な顔をして、片付けているではありま
せんか!
地震力や風圧力などの水平力に対抗する大切な「構造材」の“土台火打”が、巨匠は「不要」で済ませて
しまうのです。
これは一体・・・・・。「代願設計士」の顔を持つ、巨匠だから出来る技なのかもしれません。
必要な構造材は削っても、「壁付化学水栓」は付けたがる、これが巨匠流の建築美学なのでしょう(佐藤建
設「疑惑の見積もり」公開!これが悪質業者の騙しのテクニックだ!! ご参照)。
図2 巨匠流美学なのだろうか。耐震性や耐久性は無視の設計(?)には、頭が下がります
続いて図1のAをご覧下さい。「土台伏図」を見る限り、問題なさそうに見えます。しかし、ここでも巨匠の
テクニックは爆発していたのです(笑)。
図2のAのプレカット業者のコメント(黒の囲み)には、「土台いち?」とこれまた分かりやすく、かつ問題が
ありそうな記述があります。
なんと巨匠は「土台」の下の基礎を書き忘れ(?)てしまった様です!! これは驚愕の事実というより、どんな
「基本設計」を行っていたのか、疑問が突出してきました(図3)。
もう一度、言いたいのですが、「壁付化学水栓」は付けるのに、基礎の設計は疎かにしてしまったのです。
こんな「コメント」を書かなくてはならないプレカット業者は、さぞや混乱した事だと思います。
「基礎」が無かったり、「土台火打ち」が大引と当たってしまうなんて――。
図3 「基礎伏図」より。本来なら、赤丸で囲んだ部分に斜線の様に「基礎」を造るべきだが。「束石」が無く
ても、知らん顔。巨匠はわれ関せずがモットーなのですから
この「土台いち?」の対応策として巨匠は、いとも簡単に「なし(二重アンダーライン)」と、私たちの期待を裏
切らないコメントで、切り返していました(笑)。画像からは読み取るのが難しいですが、稚拙な字で書かれて
います。
本当に「伊東市」には、偉大な建築士が居たものです。耐震や耐久性より、「建設会社」の利益には限りなく、
努力を惜しまない。しかし、建築主には不利益になるような施工をしていても、不問にする。素晴らしい人です。
図2のAの施工は、実際はどの様になっているのでしょうか。インチキ施工を暴いてくれる頼もしい「相棒」と
なる、「写真」に残されていないか、探してみました。
□プレカット図面にも無い木材で補強を強行!
残された写真を一枚、一枚確認する作業も大変な分量に上ります。まさか、「インチキ施工」が行われるなんて
想像もしていませんでしたから。
私は時間の都合が付く時は、東京からかけつけて記録しました。普段は両親が丹念に記録をしていたのです。
おかげでそれらの記録写真とビデオが、極悪人の悪行の数々を余すことなく捉えています。
図1と図2にあるAは、実際には写4の様になっていました。
の場所は、「これが80年の歴史を誇る佐藤建設“匠の技”だ」の中では、アングルの違う場所から撮影した
写真を使っています。
赤枠で囲んだ部分がプレカット図面のままの場所です。奄見ると、いつの間にか「恐ろしい数」の木材で補強
している事が分かります。「基礎」の設計を忘れた代償は、私たちに重く圧し掛かってきますが、こんな「欠陥商品」を
受け取る事は出来ないので、巨匠・菊間建築士と佐藤建設には一刻も早く、「虚構の家」を、撤去していただきたい
と思います。
それにしても、こんな施工を堂々としていても、家が出来てしまえば「隠れてしまう」場所のため、誤魔化す事が可能と
なるから怖いです。
写4 は上棟後に撮影したもの。「土台」を支える基礎が無いため、古材(?)で補強している堰Bこの補強は、
プレカット図面にない。現場で「腕の悪い大工」が施工したため、加工も雑で、木材同士の平行も取れて
いません(笑)。「伊東ブランド」で家を建てるとこんなにひどいのか。こんな補強をしても、根本が違うため、
耐久性に乏しいのは明らか。
ちょうど、このページを作成している頃、「高校野球・夏の大会」が始まりました。
私とあまり年齢の違わない(笑)高校球児たちが、深紅の大優勝旗を手にするため必死で白球を追っています。
見ていて、気持ちが良いものです。
巨匠・菊間建築士と佐藤社長は「お客様のために必死」になるでなく、「私欲のために必死」になっていた様です(笑)