隠れる部分は材質ランクを下げろ!
佐藤建設の悪質な手口ーー。

佐藤建設が利益確保のために行った悪質な手口――隠れる箇所の材質のランクを下げることでした
工事現場での喫煙など現場でのモラル低下が著しい業者は注意が必要なのは事実だったのです


□工事代金で一番安価のポリフィルムまで品質のランクを下げていた!

佐藤建設は「工事請負契約」の判子をもらってしまえば、後は適当に施工する。これは「基礎工事」の段階から
始まっていました。さすがに老舗は、「悪いことの“施工方法”を熟知」しているようです。

図1は、佐藤建設が2回目に出してきた見積もりですが、これがそのまま、「工事請負契約」時の請負代金内訳
明細書となりました。見積もりのおかしな部分は別のページで記したいと思います(佐藤建設「疑惑の見積もり」
全公開!
)。


施工において、最も費用を費やすのが工賃、つまり人件費です。決められた行程のうち一つ省くだけでかなりの
費用を削減できます。しかし、本来、施工における各工程には、すべて意味があり、それらの一つでも省くとで、
本来の耐久性などを犠牲にすることになるの
です。

しかし、佐藤建設では人件費はおろか、床下に不必要な水蒸気を流入させないために必ず必要となる大切な工事も、
契約と違う「材質のランクを落とした」部材を使っていた事が分かりました。当然、巨匠の菊間建築士は佐藤建設に
対して何ら注意をするでもなく、不問にしています。

この防湿工事がいい加減だと、水蒸気を建物内部にどんどん吸い上げてしまうため、結露の要因となります。


図1 佐藤建設の見積もり。かなり大雑把な「明細書」だが、巨匠・菊間建築士は「問題ない!」と太鼓判を押し
   ています。後々、「実は見積もりの精査はしていなかった」と、爆弾発言をした巨匠には驚かされましたが
   建設会社には異を唱え無い方が得策なのです。そう、「浮いたお金は黙っていれば誰かさんの懐に入る仕組
   み」が出来ていましたから



項目10をご覧下さい。「床下防湿シート」の仕様は“ポリフィルム(厚0.2)”と記されています。床下防湿シートは
厚さ0.2ミリの部材を使いますという、契約を結んだ事になっています。


しかし、実際の施工はどうでしょうか。天圧作業を終え後、ポリフィルム敷込の作業に移るのですが、あるところから
入手した拙宅の「基礎工事記録写真」をみると、「品名:ポリフィルム 品番:0.15×1800×50」(単位はミリ)と
ラベルに書かかれた物が実際には、使用されていたのです(写2)

佐藤建設と結んだ契約は「厚さ0.2ミリ」です。その差はたったの「0.05」ですが、住宅の場合、このほんの僅かな
差でも疎かに出来ないのです。どうでも良いのでしたら見積書にわざわざ、「厚0.2ミリ」と明記しません。

記憶では「ポリフィルム0.2ミリ厚」を使うと、融資の時に多少の「増額がある」という話も聞いた事がありました。

「屋根工事」を施工してる時でも、「銜えタバコ」を平気でする職人集団の佐藤建設だけの事はあります。
見えなくなってしまう場所は、永遠に分からないと思ったのでしょう。しかし、「工事記録写真」の存在をお忘れだった
様です。


写2 契約違反! 基礎工事の写真には「厚0.15ミリ」のポリフィルムを使ったことが記録されていた
   (原版をコピー)



□「伊東建設業協同組合」の存在意義

こんないい加減な会社の佐藤建設を私たちに橋渡しをしたのは、伊東市役所(「気になる住まいの相談会」 組合
には相談内容を秘匿した!
)なのですから責任は重大です。加えてこの様な悪質な業者をいまだに野放しにしている
「伊東建設業協同組合」(写3、4)の姿勢は如何な物か。組合員が犯した一連の不祥事をどう思うのか。改めて問い
たい!


写3 「伊豆新聞本社跡地」に建つ「伊東建設業協同組合」。伊東市程度の「街」にこの様な“立派な組合”が
   存在するのならぜひとも、組合の総力で「自浄努力」を発揮してもらいたいところだが、望むだけ無駄か



写4 「伊東建設業協同組合」の齋藤理事長は「静岡県建設業協会」の理事も兼務。組合員の不祥事を
   どこまで「糊塗」するのだろうか





さすがに「1,000万円」もの大金を両親から「嘘を付き借り入れたうえ、返済期日を平気で“忘れていた”」という佐藤建設
です。良心なんて存在しない事は分かりますが、佐藤建設の「騙しのテクニック」は、これ以外にもたくさんあるのです。

恐ろしいことに「佐藤建設」は法廷の場においてその「虚偽が記された書類」を提出していることが分かりましたので、
ご報告したいと思います(木造軸組み工法なのに鉄筋量はなんと10トン!? ご参照)

これから「伊豆高原」で新築を考えている皆さん。業者の選択はぜひ、「口コミ」をはじめ様々な情報を出来るだけ、集めて
下さい。私たちは「行政、建築士、建設会社」に騙されてしまいましたが、これ以上の被害者を増やしたくありません。

伊豆高原に移住を考えている私たちの様な「移住者」を、平気な顔で「食い物」にする。これが「伊東市の悪質建設業者」の
実態です。

旧聞ですがこの様な職人がいる伊東の建設業界は、本当に素晴らしい思いますね。

しかし、伊東の悪質業者はポリフィルムの厚さを勝手に替えるなんて、普通のことでした。「改正建築基準法」をも、平気で
踏み躙っていたのですから――。


 


 

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